【究極の軽さ】Finalmouse Ultralightレビュー【67g】& デメリット解決方法
※先に申し上げておきますが普通のレビューではなく、コアユーザーによるコアユーザーのためのレビューです。
普通のレビューでしたら他の方がすでに書かれているのでそちらのほうが参考になります。
カラーバリエーション、違い
White,Black,Sunset,Phantomの4色
White,Blackにおいては通常のモデルとなっており、
Sunsetは,限定色でFINALGRIPという特殊コーティングが施されている。
Phantomは,Phantomコード(おそらくParacordに近いもの)を搭載しており、無線マウスを使っているような感覚でしようすることができ、STAR SPLATTER加工(製品にある白い星屑のような模様)を施しており、1台毎に違う柄になっている。
日本国内での購入場所について
現在日本国内での正規代理店は以下の2か所になっている。
Ark様:
ふもっふのお店様:
Arkに関しては店頭に試用品が置いているので秋葉原の実店舗で触れるらしい。
その他の入手方法
その他の入手方法においてはeBayなどでも取り扱いはしているものの数はそこまでなく、価格も180$前後(2018年10月現在)となっておりプレミア価格がついてしまっており、保管の状況、保証もおそらくなくなるためあまりおすすめしない。
Finalmouse Ultralight Phantomなどで検索すると出てくる。
転売目的での購入は迷惑なのでやめましょう。
スペックについて
- センサー:PMW3360
- 接続方式:USB
- ポーリングレート:500Hz
- サイドボタン2つ、Dpiスイッチ1つ
- 重量:67g
海外の有名な使用プレイヤー(2018年10月18日現在)
Fortnite界だと
White:Tfue選手(カスタムあり)
Phantom:Ninja選手,Summit1g選手
実際の使用感
今回はWhiteの使用感について書こうと思う
よかったところ
- クリック感について
右クリック左クリックは固めで浅め、サイドボタンは硬めだが深め、ホイールは柔らかめDPSスイッチ固め
- 軽い
軽いため他のマウスに比べ早く労力が少なくAIMが合わせられた。
- 強度について
穴がかなり開いているので強度が弱いのかな?と思ってしようしていたが、実際はそんなことはなかった。 普通のマウスと使用感は変わらず、他のマウスだと長時間プレイしていると手汗で握り心地が悪くなるのだが、穴のおかげか通気性がよく、長時間のプレイでも同じ感覚でプレイすることができた。
- コード
編み込みの若干固めなのでバンジーを使っていても気になった。
- ソール
滑りがあまりよくない重心によってはマウスを削っているような感じになっている気がする。
まとめると
メリット
- 軽い
- 通気性がいい
- センサーがいい
- クリック感が浅い
デメリット
- レポートレートが500Hz
- コードが固い
- ソールがやすりみたいな感じ
このデメリットを解決する方法
レポートレートについて
ドライバの導入によって解決できる。
Finalmouse公式でのドライバは出ていないが、FinalmouseUltralightの基盤がDMのDM1ProSと同じらしい。
なのでそのドライバを入れてポーリングレートの変更を行える
https://www.dreammachines.pl/en/drivers
必要なものは上だけで十分だがスリープモード解除するファームウェアが来てたみたいなのでそちらも導入した。
1000Hzに変更後Apply Nowを押せば変更できるはず。
変更できたか不安ならこちらより確認できる。
ゲームによっては125Hzがいいとかあるみたいなので適宜変更してくださいね(SAとか)
ゲーマーは常に500HZと1000HZのポーリングレートどちらがより良いかについて議論しています。
— ZOWIE e-Sports Japan (@ZOWIE_eSport_JP) December 11, 2017
2017年のeXTREMESLANDでプロゲーマー達が使っていた設定をシェアします!
もし良かったら皆さんのポーリングレートの設定も教えてください!#ZOWIE_eSport_JP#eXTREMESLAND2017 pic.twitter.com/jxplyphURL
面白いものがあったので貼っておく。
どちらがいいかよくわかんない、参考になるリンクが欲しい方が1人でもいるかもしれないので貼っておく。
Overwatchのプロの設定が載っているサイトだが、大半の選手は1000Hzになっていた。
https://on-winning.com/overwatch-pro-sensitivity-settings-setups-monitor-mouse-keyboard-headset/
個人的にどっちがいいのかよくわからないがとりあえず1000Hzにした。
コードが固い
コードが編み込みのものを使用しているため固めでマウスバンジーを使用していても気になってしまう。
そのためPhantomモデルで採用されているものに近いParacordを導入する。
動画にあるようにリケーブルを行うことでコードを変更しようという試み。
記事作成時点で注文をしており、現在配送待ち(2018/10/18現在)
数日後には届くと思うのでこの点もレビューしていきたいと思う。
注文方法:Paracord Mice Cable - OCN
Googleフォームになっているのでここに入力して送信、支払いはPaypalで行う。
購入際にはOverclock.netへの会員登録の必要がある(メッセージのやり取りが発生するため)
またPaypalで支払いの際には、メッセージ欄に名前を入力するよう指示された。
Paracordの詳細などについてはここのリンクにある。
日本への発送は3-6日で届く。
今回注文した際の価格は24.20Euro~26Euroになっている。
筆者は振込翌日に追跡番号が送られてきた。
※メーカーの保証対象外になる可能性があるのでコードが固いのが嫌な人は素直にPhantomモデルを買うのが無難かもしれない。
ちなみに筆者はeBayからPhantomモデルを買った数週間後に国内正規代理店で販売がはじまったのでPhantomを赤字で販売し、ふもっふのお店より白を買い直した。
ちなみにFaze所属のTfue選手もWhiteのモデルを使用しているがリケーブル、ソールの張替えを行っていた。
Paracorded Final Mouse pic.twitter.com/9mDly8xZk8
— FaZe Tfue (@TTfue) April 20, 2018
ソールが滑りづらい
Finalmouseの製品についているソールは滑り具合があまりよくない。
好みの問題もあるだろうが、個人的にはあまり好みではなかった。
そこでいくつかの方法を提案する。
・国内で購入する場合:他のソールで代用する方法
・現在(2018/10/22時点)国内正規代理店様で販売中のもので小さめのソールだとこのあたり。
・実際に購入してはいないので保証はできない。
国内正規代理店様はぜひFinalmouse専用のソールを販売していただきたいです。
(海外から個人輸入となると抵抗のある方もいるかもしれないので。)
・海外から専用品を購入する方法
https://www.hyperglide.net/?hg=paypal-na
リンク先のFM-1
上記リンクのFM1モデルがFinalmouse専用につくられたものになっており使いやすいと思う。
支払いはPaypalで行えて、商品代金が$8.99 USDで送料が$4.60 USDでした。
ちなみに今回はHyperGlideのGpro用のものが手元にあったのでそちらを4か所貼っていた。
あのFortnite界で有名なプロ選手、Faze所属のTfue選手もこの方法だった。
Paracorded Final Mouse pic.twitter.com/9mDly8xZk8
— FaZe Tfue (@TTfue) April 20, 2018
・ソールは消耗品なので多めに買っておくといいだろう。
・汎用性の高いものを選ぶならLogitech Gproモデルがかなりおすすめです。
さいごに
12/1にNINJAモデルが出るそう。
そのときにおそらく全モデル在庫補充されると思うのでねらい目。
Phantomに近いものになるのではないかと個人的には思っているが楽しみにしている。
Before things start getting too crazy in the lead up to December 1st @ninja drop we urge people who are already planning on going to LA for the pop up shop to use this link to reserve VIP status. VIP’s at the pop up will have certain benefits in line. https://t.co/DA1Ax5caaP
— Finalmouse (@finalmouse) October 15, 2018
一応リンク先のVIPのところに登録しておくべきだと思う。
現状入手性が非常に低いPhantomを手に入れることは大金がないときつい。
なので僕みたいな貧乏人は白、黒あたりの安いモデルを買ってリケーブル、ソールを張り替えてPhantomを超えるような神マウスをつくるべきなのかなと思った。
また、eBayなどから買うと面倒だしコストもかかり釣り上げられた価格分は生産者へ渡ることはないだろう。
そうなると、
「国内正規代理店でマウスを購入して、自分でカスタマイズしてしまえばいいのでは?」
と思い、国内だとリケーブルのことがあまり記事になっておらず情報が少なかったのでとりあえず記事にしてみた。
後日、ケーブル、ソールが届き次第再び記事の更新なども行っていく予定となっておりますのでよろしくお願いいたします。
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追記:届いたので記事にしました。
購入編では詳しい購入の解説を、
導入編では詳しめにParacordへの変更方法を書いております。